寄居町にある金尾山つつじ公園は、春の訪れを告げるつつじの花で染まる山頂が魅力のスポットです。私が訪れたのは4月の終わりで、一部の場所では見頃が過ぎていたものの、山頂付近の花はまだきれいでした。駐車場は無料で、つつじの時期には簡易トイレも設置されているので安心です。山頂への道は約20分ほどで、運動靴で歩くには問題ありませんが、下りの際に滑りやすい場所もあるので注意が必要です。入園料は200円で、地元の方が手入れをされている様子が伝わってきます。展望台からは玉淀湖や寄居の町、遠くの山々が一望でき、特につつじの赤が背景に映える風景は絶景です。山頂には愛宕神社があり、火の神や導きの神を祀っている歴史を感じさせる場所で、自然と歴史が交わる雰囲気が趣きがあります。また、つつじの季節以外にも月見やSLの撮影で訪れる人がいるそうで、年間を通じて楽しめます。山頂の展望台は少しの距離ですが、途中にベンチがいくつかあり、休憩しながら景色を楽しむこともできます。特に、下りの道は滑りやすいので、靴の選び方には気を配ったほうが良さそうです。小さな子どもやペットを連れて行く人も多く、家族で楽しめる公園として人気があります。山の入り口には無料の駐車場がいくつかあり、混雑時は少し時間を調整する必要がありますが、それほど多くの車が停められるわけではないので、タイミングよく利用できます。また、花火大会の時期には臨時のトイレも設置されるので、安心して過ごせます。私が訪れた際は、山頂付近のつつじが満開に近い状態でしたが、下のほうはまだ開花途中で、今週末にも楽しめるかもしれません。春の花見に訪れるなら、タイミングを合わせるのがおすすめです。展望台の下には東屋のような建物もあり、昼食を取る人も見かけました。また、山の道にはロープが張ってある場所もあるので、安全を考慮しながら歩くことが大切です。この公園は、自然を満喫しながら歴史を感じられる場所で、家族や友人との散歩に最適です。つつじの季節に訪れるなら、山頂の景色と花の美しさを存分に楽しむことができます。